”灼熱の40.8km”
なんともインパクトのあるキャッチコピー
想像するだけで、めちゃくちゃ暑そう、めちゃくちゃ辛らそうといった過酷な状況が思い浮かんでくる。
でも、なぜかものすごい好奇心が湧いてくるこの言葉。
そして、衝動を抑えられずにいる自分自身!
そんな強烈なキャッチコピーに誘われ、ウォーキング好きの私は何の迷いもなく申込をして
2019年8月11日(山の日)
「2019しおや湧水の里ウォーク第5回」に初挑戦することになりました。
目次
どんなイベントなの?
栃木県塩谷町で毎年8月11日山の日に行わるウォーキングイベントで、県外や町外の多くの人たちに塩谷町の自然の良さ、魅力を知ってもらおうと2015年に始まりました。
そして、2019年で5回目を迎えたイベントとなっています。
一言でいうと
『しおや湧水の里40.8km』は本当に絶妙なバランスのとれた素晴らしい大会です。
(理由はおわりで記載)

概要
開催日
毎年 8月11日 山の日
参加人数
2019年は1200人募集をし1316名の方が参加してます。

1300人以上ってとても大きなイベントですね!

第1回目の募集は300人、第5回が1200人
大会が成長していることがわかりますね!
距離
距離 40.8km
4=し
0=お
8=や
ごろ合わせで40.8kmです。

コース
玉生小学校をスタートし高原山山麓の荒川源流を巡り玉生小学校に戻ってくる山岳コース
登り下りが多く平坦な道のほうが少ないです。
制限時間
スタート 8:00
ゴール 17:00
制限時間 9時間
この制限時間9時間は初心者の方にとってはギリギリゴールできるかどうかの時間設定となってます。

事前にきちんと練習をしていかないとですね!

山道や休憩を考えると時速5kmのペースで歩けるだけの体力が欲しいですね!
参加費
参加費 4500円(2019年)
参加することで2019年は以下のものがもらえました。
- 記念Tシャツ(ジゴ君Tシャツ)
- マグカップ
- 尚仁沢湧水500ml
- マルシェ専用チケット1000円分 (20店舗以上出店)
- お土産(特産品等)


参加賞の内容、エイドの充実などを考えると、4,500円はかなりお得な感じがしますね!
駐車場
駐車場は会場周辺に入ると、誘導スタッフの方が駐車場へ誘導してくれますので誘導に従って進めば駐車はできるので安心です。
また、私は第1駐車場とされる玉生運動場にスタート1時間くらい前に到着しましたが、ギリギリ駐車できたといった感じでした。
高速道路を利用する方は、当日はお盆前ということもあり混雑や事故渋滞が予測されます。
時間的な余裕と高速道路を利用しない経路も準備しておくとよいでしょう。

私は事故渋滞にはまりましたが、途中で高速道路を下りて一般道で会場まで向かいました。
電車でのアクセスを考えている方は、矢板駅から無料の送迎バスが用意されています。なお、事前申請となっています。
挑戦レポート
2019年8月11日 山の日
天気は曇り時々雨と晴れとあやふやな天気。
気温は最高気温が30℃を少し超えるくらいで灼熱ではなかったのがちょっと残念!
受付
受け付けの窓口はゼッケン番号ごとに振り分けられており、とてもスムーズに受付をすることができました。
荷物預り所、更衣室は体育館に設置してあります。

スタート
開会式も終わりスタートの時刻8:00が近づいてきました。
ゼッケンの色が青・赤・緑の参加者はスタートゲート付近の位置にスタンバイし、その他の参加者は番号順に並びます。
1,000人以上が参加するウォーキングイベントは初めてだったため、どのようなスタートになるのかとても興味を持ちながら、後方から2番目のカテゴリーに位置する800番台の場所に移動。
午前8時、1,300人の参加者がスタートゲートをくぐって玉生小学校をスタート。
後方からのスタートはゲートまで時間がかかるだろうと思っていましたが、2分もかからずにゲートをくぐりスタートすることができました。

スタート直後はさすがに1,000人以上の参加者で埋め尽くされ、歩くのに一苦労です。

2km進んでもまだまだ人が多いです。


参加者がまばらになってくるのはいつぐらいなんですかね?

20km前後からだんだんと参加者同士の間隔が開いてきますよ。
エイド
しおや湧水の里ウォークの大会の素晴らしさの1つにエイドが充実しているということがあります。
今回の大会では、私設エイドも含めると10以上のエイドが設置され、ドリンク、おやつ、軽食が用意されています。
エイドで提供されていたもの
エイドでは次ののような物が提供されていました。
- ドリンク各種(アクエリアス・麦茶・お茶・コーラ・スプライト・オレンジジュース・しそジュース・甘酒・水 等)
- 塩飴
- 梅干し
- ガリガリ君
- 水ようかん
- トマト、きゅうり、ナス漬け
- ピザ
- おにぎり
- スイカ
- サトイモコロッケ
- 和牛ステーキ
- かち割り氷

疲れた時にタイミングよく出てくる糖分達!
特に水ようかんはさっぱりしていて口当たりも良くもう1個食べたくなるほどのおいしさでした。

地元の方の思いがこもったおにぎりや里芋コロッケ。
そして、まさかの牛ステーキ! かなりテンションが上がりました!!

多くの飲み物や地元の食べ物が提供され暖かさを感じますね!

実はエイドステーションで提供されるものを楽しみにして参加される方もいるんですよ。それくらい充実したエイドでした!
エイドで気づいたこと
- 最初の10kmまでのエイドはけっこう混雑している
- エイドスタッフの方の気前がよく優しい
- 多くの参加者が座ることなく立って休憩をとり、ほとんど休むことなくすぐに出発している(制限時間が9時間のためあまり休んでいる時間がないためか)
コース状況
想像していた以上に塩谷町の自然は素晴らしいと実感しました。
40.8kmのコースの中には、田園風景、緑道、林道、渓流、湖畔など様々な自然の景色が凝縮されており、何度心の中で「きれいだ」「気持ちいい」「癒される」と思ったことです。
特に日本名水100選にも選ばれた尚仁沢湧水群の風景、マイナスイオンは疲れた体を癒してくれ気力を回復してくれました。


歩いて気づいたこと
- 10km位までは多くの参加者が歩いている中でも関係車両が往来しています。狭い道などはすれ違う際などぶつからないように気を付けて歩きましょう。
- 坂道が思った以上に多かったです。緩やかな坂道が長く続いたり、傾斜がきつい坂道をのぼったり、最初と最後の数キロしか平坦な道はなかった気がします。
- 尚仁沢湧水群の景色、雰囲気は最高でしたが終盤の急な上り坂は本当にきつかったです。
ゴール
最後の3kmはとても長く感じましたが無事8時間以内にゴールできました。
本来の目標は7時間30分を目標にしていましたが、坂道、山道を想定したトレーニングをしていなかったことで疲労がかなり溜まってしまいペースが遅くなってしまいました。
ゴール後はその場で作成された完歩証とシールをもらいました。

そして、おみやげの新鮮な野菜!

マルシェでは1000円分のチケットで、そばを食べ、家族にゆずようかんのお土産を購入しました。

ゴールした後にも楽しみがあるっていいですね!

本当に充実した素晴らしいイベントですね!
帰りは温泉に入って汗を洗い流し、レモンアイスを食べて一休憩。この時間も至福の時です。
おわりに
『しおや湧水の里40.8km』は本当に絶妙なバランスのとれた素晴らしい大会です。
- 山の日にイベントを設定して、しおやの自然の素晴らしさ伝える
- 40.8km(し・お・や)とごろ合わせにして、40.8kmという参加者の好奇心をくすぐる絶妙な距離
- 地元住民のみなさんの湧水の里ウォークに対する暖かい思い、そして地元の食材を使ったエイドでのおもてなし など
上記のように塩谷町の良いところを十分に引きだし活かしたイベントだと感じました。
そして、しおや湧水の里40.8kmという素晴らしいイベント企画してくれた
「しおや湧水の里ウォーク実行委員会」の方々には
ウォーキング好きの一参加者の私としては充実した経験をさせていただき感謝しかありません。
また、来年も参加しに来ます。
追伸
今年は気温・天気が中途半端だったので、来年はぜひ灼熱でお願いします!
最後までお付き合いありがとうございました。
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