100kmウォーク初心者に役立つ基本情報をまとめてみました!

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100kmウォークイベントに初めて挑戦する方や興味を持った方が情報を集める際、何を調べればよいか迷ってしまい困ることがあると思います。

 

私も、初めて100kmウォークの挑戦を決めたとき、周りには100kmウォークのことを知っている人が誰もおらず、ネット検索をして四苦八苦しながら情報を集めた経験があります。

 

そして、ネット上には100kmウォークの情報はあるものの、欲しい情報が色々なサイトに散らばっており、情報収集に時間がかかったことから

「100kmウォークの基本的な情報を1つのサイトで見ることができたらすごい楽なんだけどな」

という想いになり、今回この記事を書くことに決めました。

 

この記事は、初めて100kmウォークに挑戦する人や100kmウォークに興味のある方に向けて、100kmウォークイベントについての大まかな内容や、準備品、トレーニングについてお伝えします。

 

100kmウォークイベントの基本情報

 

初心者
初心者

100kmウォークに挑戦しようと思うんだけど、どんな情報を集めればいいのかな~?

ウォーカー
ウォーカー

まずは、イベントについての基本的な情報を以下にまとめておきました!

 

100kmウォークイベントはどのくらいあるの?

2019年の時点で100km以上歩くイベントは、北は北海道(摩周・屈斜路)、南は鹿児島県(屋久島) 、私が調べただけで全国各地に30近いイベントが開催されています。

ちなみに私は関東に住んでいるため関東圏の100kmウォークを探すと以下のイベントが見つかりました。

  • ぐるっと房総100kmウォーク(千葉県:4月)
  • しおや100kmウォーク(栃木県:4月)  
  • ぐんま100kmウォーク(群馬県:5月) 
  • つくば100kmウォーク(茨城県:5月)

 

嬉しいお知らせです!!

なんと、2019年から関東で新たに2つの100kmウォークイベントが誕生!!

・東京エクストリームウォーク100(東京:6月、11月)

  東京エクストリームウォーク 公式サイト

初心者
初心者

年に2回の開催ですか。すごいですね!

ウォーカー
ウォーカー

11月開催の募集人数は、いっきに4倍に増やし2,000人の募集!

関東でトップのイベントだね!

 

・鶴ヶ島100kmウォーク(埼玉県:10月)

 鶴ヶ島100kmウォーク 公式サイト

私は地元とあり、こちらに挑戦しました!!

2度もコースを間違えてしまうなどアクシデントがありましたが、第1回大会に参加して完歩できたことで、あらためて100kmウォークの奥深さを知ることができました。

 

100kmウォークイベントの内容は?

イベントの趣旨・目的  

  • 「感謝・感激・感動」
  • 自分自身を見つめる
  • 非日常を体験
  • 自分自身の限界に挑戦   

これらが、イベントの趣旨・目的になっていることが多いです。

また、ほとんどの大会でタイムや順位を競う大会ではないということを記しています。

 

初心者
初心者

相手と競うのではなく、自分自身と向き合ったり、相手を思いやったりすることが大切なんですね

 

開催時期

3月~6月、9月~11月に行われることがほとんどです。

真夏や真冬に100kmを歩くことは、健康面でのリスクが高くなることからイベントは少ないです。

 

ウォーカー
ウォーカー

特に4月、5月、10月は100kmウォークのイベントは盛んに行われてるよ!

 

制限時間

制限時間はイベントによって違いますが、

基本的に 24時間~32時間  となっています。 

 

ウォーカー
ウォーカー

初心者の方が完歩を目指すなら26時間以上の大会がお薦めかな!

 

募集人数

イベントの規模にもよりますが

100人位~4,000人以上の募集人数があります。

一般的に300人~1,000人位が多いようです。

 

ウォーカー
ウォーカー

ちなみに、第19回行橋~別府100kmウォークでは4,500人以上の人が参加をしていたんだよ!

初心者
初心者

えっ!! そんなに多い人たちが挑戦したんですか!

 

参加費用

100kmウォークイベントの参加費は

4,000円~15,000円 の範囲内となっていますが、8,000円前後のイベントが特に多いです。

 

初心者
初心者

参加費が10,000円以上するイベントもあるんだ。ちょっと高いな~

ウォーカー
ウォーカー

チャリティーウォークのイベントは寄付があるから少し高いんだよね!

 

コース

100kmのコースの特徴は?

大きくわけて3パターンあります

①スタートとゴールが同じ場所(ぐるっと1周回るA~Aに戻ってくる)

 参考:ぐんま100kmウォークコース

 

②スタートとゴールが違う場所(A~Bの地点まで行く)

 参考:行橋~別府100kmウォークコース

 

③スタートとゴールは同じ場所だが一筆書きでコースを歩く(8の字のようなコース)

 参考:しおや100kmウォークコース

 

一番多いコースパターンは①となります。 

 

なお、このコースの中には以下の2つがあります。

・チェックポイント

 制限時間内に通過できないと失格になってしまいます。(休憩、軽食あり)

・エイドポイント

 飲み物や食べ物を提供してくれます。 

  

100kmウォークのトレーニングとは?

 

初心者
初心者

100km完歩するために練習は必要ですか?

ウォーカー
ウォーカー

練習をしないで完歩するのはかなり難しいと思うよ!

 

制限時間内に100kmを歩ききるためには、頑張るという気持ちだけではどうにもならないことの方が多く、それなりのトレーニングをしてチャレンジする必要があります。

 

もし練習をしないで挑戦した場合、以下のことが考えられます。

  • 途中リタイヤ高確率
  • 足、膝、股関節、腰等の激痛に襲われる
  • 後遺症が残るほどの痛みや怪我
  • 完歩できたら自慢できる  など

では、100kmを完歩するためにはいったいどのようなトレーニングをすればよいのか以下に概要をまとめてみました。

 

トレーニング開始はいつから?

大会3か月前からトレーニングを始める人が多いようですが、 普段から少しの距離でもウォーキングをしていると基礎体力がついており理想的です。

体力に自信がない方は、まず現時点での自分の体力がどのくらいあるか調べてみましょう。

把握する方法の1つとして、2時間のウォーキング(約10km程度)をして以下の状態を確認してください。

 

  • 2時間歩き続けられたか?
  • 体力の消耗具合は?
  • 足や体の痛みはあるか?
  • 翌日の疲労具合、筋肉痛の状態は?  など

 

2時間のウォーキングを行った結果

  • 「ちょと、疲れたから小休憩!」と途中何度も休憩をしてしまった
  • 「何で歩いてるんだろう?」と歩いていることに疑問や辛さを感じた
  • 「足に痛みが!」と足首、膝、ふくらはぎ、股関節等が痛い
  • 「え、足が曲がらない!!」と、翌日起きようとしたら筋肉痛で起きられない

といった人は

100kmウォーク完歩に向けて、まずは基礎体力をつけていくためのトレーニングに取り組んでいきましょう!

逆に項目の全てが大丈夫だ問題ないという方は、基礎体力OKと考えてよいでしょう。

 

ちなみに、私は100kmウォーク初挑戦3か月前の時点で基礎体力がありませんでした。

しかし、そこから計画的にトレーニングを重ね、3か月後には100kmを22時間台で完歩することができました。

 

トレーニング内容は?

 

初心者
初心者

完歩するためには、どんなトレーニングをすればいいのかな?

ウォーカー
ウォーカー

僕が初めて100kmウォークに挑戦した時のトレーニングを教えるね

 

3km~10kmのウォーキング

基礎体力、基礎筋肉をつけるため、週に2~3日、3km~10kmのウォーキング実施。

 

20km ~ 40kmウォーキング

月1~2回程度、徐々に距離を伸ばす長距離ウォーキングを行い、基礎体力、基礎筋力を高め長距離に体を慣れさせます。

100kmウォーク挑戦、2週間前くらいには最低1、2回は経験しておいたほうがいいと思います。

20km以上のウォーキングの中で以下の項目を確認し情報を得ることで、完歩のための対策や準備に反映ができます。

  • 現時点の体力把握
  • 疲労、痛みの箇所把握
  • 装備(シューズ、リュック、シャツ等)の相性把握
  • 持ち物の確認

 

なお、時間に余裕のある方は50km以上のトレーニングをしてみるのもよいかもしれません。

 

夜間ウォーキング

100kmウォークでは必ず夜間のウォーキングあります。(10時間程度)

イベントによっては外灯が全くない場所も珍しくないため、暗い中でウォーキング練習を行い歩行感覚を確かめます。

また、ちょと恥ずかしいかもしれませんが、事前にヘッドライトを装着して歩くことをお勧めします。

ヘッドライトの明るさや照らす角度の調整をしておくと、挑戦当日に調整をしないで済むため歩行に集中できます。

 

ウォーキング姿勢調整

ウォーキング姿勢が悪いと、足首、膝、股関節、腰などに負担がかかりやすく、痛みにつながりやすいことから、正しい姿勢を身につけるための練習を行います。

また、100kmを歩く中で、体が疲れてきたり、早く歩きたい、前に行きたいといった気持ちが強くなると、猫背や前傾姿勢、腹を出し後ろに重心を置いた歩行になることがあります。

このため、ウォーク中の姿勢の修正も大事になってきます。

 

正しい姿勢

○胸を少し張る

背筋せすじを伸ばす

○前を向く

 まずは、これらを意識してウォーキングをしてみましょう。

 

続いて、

ウォーク中の姿勢の修正

○両肘を曲げた状態で後ろにギュッと引き肩甲骨を閉じる

○手を組み、頭の上に組んだ手を突き上げ伸ばす(1本の棒になるイメージ)

 

100kmウォークに準備するものは?

 

初心者
初心者

100kmウォークではどんな物を準備すればいいのかしら?

ウォーカー
ウォーカー

装備品や持ち物を合わせると20~30前後のアイテムの準備が必要かな

 

100kmウォークに挑戦するにあたって、意外と準備をしなくてはいけないものが多いと思います。

なぜ多いのか?

それは、しっかり装備品や持ち物を準備しておかないと100kmを完歩することができないからです。

装備品の相性、持ち物の良し悪し、あるかないかによって100kmウォーク中の状況が一変してしまいます。

そして、それが原因で完歩できなくなってしまうこともあるんです。

 そんなことにならないように、事前にしっかりと装備品や持ち物を準備していく必要があります。

 以下に簡単ですが私が準備したものをリストにして一言添えて簡単にまとめてみました。

装備品

  • シューズ(足幅も考慮)
  • 靴下(厚手?5本指用?)
  • 帽子(日差し侮るな)
  • シャツ(吸汗速乾)
  • ウィンドブレーカー(夜間は寒い)
  • スポーツタイツ(効果あり)
  • ザック(コンパクトのほうがいい)
  • ヘッドライト(夜間のお供)
  • レインウェアー(雨天時必須) など

 

装備品の詳細はこちらから ↓

 

持ち物

  • タオル(汗、雨に活躍)
  • 交換用シャツ(体を冷やさないで)
  • 交換用靴下(マメ防止)
  • テーピング(足裏・足指に)
  • 小型ハサミ(テーピング切りまーす)
  • バンドエイド(ジェルタイプが優しい)
  • サポーター(2度目完歩のMVP)
  • 飲料(重くならない程度で)
  • 補助食品(腹が減らなくても食べておこう)
  • アミノバイタルゼリー(疲労軽減)
  • 医薬品(激痛、腹痛時)  など

持ち物の詳細はこちらから↓ 

 

いろいろと用意をしなくてはいけない物が多くありますが、実際歩くときは、なるべく荷物の量を減らしたほうがいいと思います。

 

ウォーカー
ウォーカー

荷物の量を減らすことは、足腰、肩への負担軽減につながり、完歩できる確率が高くなるよ!

   

おわりに

100kmウォークへチャレンジするにあたり事前に多くの準備が必要となります。

その1つに情報収集がありますが、

この情報収集を効率よく、しっかり行うことができれば、

初心者の方でも100kmウォークを完歩できる可能性がぐーんとアップします。

 

そして、100kmウォークの挑戦を決めた方、興味のある方は、

100kmウォークの様々な情報に触れてみることで

100kmウォークの奥深さや魅力を感じることができるのではないでしょうか。

 

さいごまで、お付き合いいただきありがとうございます。

 

 

 

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