「100kmウォークに挑戦するためには何を準備しなくてはならないのだろう?」
と、初めて100kmウォークにチャレンジする人は
どんなものを用意しなくてはならないかと迷ってしまうのではないでしょうか。
私も、初めて100kmウォークに挑戦する際、装備や持ち物で何を準備したらよいかとても迷った記憶があります。
100kmウォークに挑戦する際、準備したアイテムは人それぞれ違いますが、だいたい30前後のアイテムを準備している方が多いのではないでしょうか。
私の場合は、3回目のチャレンジの際28個のアイテムを準備しました。
100kmウォークでは、24時間前後という長時間に及ぶ挑戦となるため、装備や持ち物が準備してあるかないかで状況が好転したり、逆に悪化したりしてしまうことがあります。
そして最悪の場合、対応ができなければリタイヤにつながってしまう恐れもあることから、
装備や持ち物は100kmウォーク完歩に向けて、とても重要な要素となっています。

しっかり事前に装備、持ち物の準備ができれば100kmを完歩する可能性は高くなりますよ。
今回の記事では、私が100kmウォーク挑戦時に準備した装備のリストを作成しています。
また、なぜその装備を準備した理由についてもお伝えして、
みなさんの100kmウォーク挑戦に少しでもお役になれたらと思います。
なお、この記事の中で記している[装備]とは
装備 = 身に着けるもの
というイメージを持っていただけたらと思います。
”100kmウォーク初心者の私が完歩するために準備したもの[装備編②]”はこちら↓
100キロウォークでマメに困っている方、マメができることに不安な方におすすめの記事!
”100kmウォーク初心者の私が完歩するために準備したもの[持ち物編①]”はこちら↓
目次
準備した装備

100kmウォーク挑戦のために、1番重要な装備って何かな?

それは、100kmを完歩するためのシューズですね。
シューズ

シューズがなぜ一番重要な装備なのか?
100kmウォークでリタイヤしてしまう一番の理由が何か知っていますか?
それは、足の痛みです。
足裏にできるマメの痛み、ふくらはぎの痛み、膝の痛み、股関節の痛み等に耐えられずにリタイヤしてしまうのです。
これらの原因には、
- シューズが自分の足に合っていない
- シューズが消耗している
- シューズの機能が低い 等があげられます。
この結果、足に負担がかかり、足の各所に痛みを誘発してしまうのです!
しかし、これらの原因をクリアーするシューズを準備できれば、100kmウォークを完歩できる可能性はぐーんとアップするのです。
では、いったいどのようなシューズを用意すればよいのでしょうか?
シューズ選びの6つのポイント
- サイズは合ってますか?(マメ防止、疲労・痛み軽減)
- 足の幅はきつくないですか?(マメ防止、疲労・痛み軽減)
- 通気性はありますか?(蒸れによるマメ防止)
- ソールのクッション性は適度にありますか?(衝撃緩和)
- 100km以上歩くだけの耐久性はありますか?(歩行時破損注意)
- 重くありませんか?(疲労・負担軽減)
以上の条件を満たすシューズとして私が購入したのは冒頭の写真のMIZUNO WAVE RIDERの最新作
MIZUNO WAVE RIDER 28です。
足のフィット感、足幅、クッション性、通気性、耐久性、重量と6つのポイントすべて納得いくものであったため購入しました。
また、次回購入の候補として気になっているのが
ALTRA paradigmです。
こちらのシューズは多くの100キロウォーカーに愛用されている実績もありとても興味のあるシューズです。
ソックス
機能性のあるソックスはマメの予防や足裏のサポートのために重要な役割を担っています。
マメの予防に対しては、靴の中の湿気や摩擦の軽減につなげ、マメのできにくい状態を保ちます。
足裏のサポートについては、疲労の軽減やバランスの維持、衝撃の吸収などがあげられます。
前回の大会で、私が使用したのは5本指の Goldwin C3fit5フィンガーファイバーペーパーショートソックスを使用しました。
今までのC3fit5フィンガーソックスは若干耐久性に不安がありましたが、このファイバーペーパーソックスは今までにないくらい耐久性と通気性があり、長距離のウォーキングに適したソックスです。
※ぐんま100キロウォークで使用。途中1回の靴下交換で足裏、足指にマメは1つもできませんでした。
5本指ソックスにした理由
①普通の靴下で長距離のウォーキング練習をした際に、足の指と指がぶつかり指の間にマメができしまった。
②5本指のソックスは指と指が離れるため蒸れを軽減することができる。
※5本指ソックスにしてからは、指の間のマメはできなくなりました。
③足裏のサポート機能が充実しているため痛みや疲れに有効的。
また、100kmウォーカーの多くに愛用され、私も数度使用したのが itoix ランニングソックス 5本指 ショートです。
こちらのソックスは、吸湿速乾性に重点をおいているソックスであり、長時間着用しても蒸れをあまり感じることがないソックスとなっています。
100kmウォークで準備するソックスは交換用も含め2~4足は必要だと考えます。
私は、雨天の100kmウォークを経験したことがあります。
その際、靴下を交換せず濡れたまま50kmまで歩いたら、靴下は両方とも破け、マメもできてしまっている状態でした。

雨天時は、チェックポイントごとに靴下の交換をしたほうがいいですね
100kmウォークで履く靴下について、もっと知りたい方は以下の記事を見てください!
帽子
晴れている日は必需品として考えてよいと思います。特に気温が高い時などは、熱中症予防や日焼け、紫外線の吸収を軽減してくれます。
私は、普段帽子をかぶることはなく、かぶることへ抵抗感もあったことから、100kmウォークには当初帽子をかぶらず参加する予定でした。
しかし、炎天下の中、帽子をかぶらず20kmのウォーキング練習をした際、過度の日焼け、目の痛み、練習後に気分が悪くなってしまったことから、それ以来、帽子をかぶるようにしています。
ヘッドライト

100kmウォークイベントでは夜道を10時間以上歩くため、ヘッドライトか携帯用ライトの準備が大会規定により必須となっています。
では、どちらを準備すればよいのか?
私のおすすめはヘッドライトです!
私が100kmウォーク初挑戦をした際、手で持つ携帯用のライトでした。
しかし、ライトを手に持って前を照らしながら歩くことから、しっかり腕を振ることができず、ウォーキングの姿勢が徐々に崩れていきました。
また、リュックから何か取り出す時なども、その都度携帯用ライトをしまったり、置いたりと面倒でした。
さらに、深夜の歩行時には疲労がかなり蓄積されているので、手に何か持つこともストレスを感じてしまう状態。
この結果、2回目の100kmウォーク挑戦時はヘッドライトを選択しました。
ヘッドライトにすることで、上記のデメリットは解消されストレスなく歩くことができました。

ヘッドライトを装着する場合、事前に明るさや照らす位置を調整しておくと当日、調整する手間が省けるよ!
100キロウォークでは軽量タイプで明るさもあるPetzlヘッドライト、または充電池と乾電池を併用できるマイルストーンのLEDヘッドライトをおすすめします。
スポーツタイツ
最近の100kmウォークでは多くの挑戦者がスポーツタイツを履いています。
この背景には、長時間歩く100kmウォークでは、股関節、臀部、大腿部、膝、ふくらはぎへのダメージは大きく、疲労もかなり溜まります。
そこで、機能性のスポーツタイツを着用し、着圧を加えることで筋肉や関節の無駄な動きを抑制し、ダメージや疲労の軽減につなげてくれます。
そして、着圧によるサポートにより、1歩1歩の足の運びもスムーズになります。

そんなに効果があるのかな~?

私も最初、同じことを感じていました。
でも、履いてみたらその効果を実感できましたよ。
スポーツタイツの中でもとりわけ、「テーピング原理」を応用しているワコールのCW-Xが人気があります。

おわりに
今回、紹介させていただいた5つの装備は、100kmウォークを完歩するためにどれも重要な装備となっています。
- シューズ
- ソックス
- 帽子
- ヘッドライト
- スポーツタイツ
私が100kmウォーク初チャレンジのとき「とりあえず、大会のパンフレットや情報サイトに書いてあるから準備をしておこう」と、装備の重要性をいまいち理解していないままチャレンジしていました。
しかし、その後100kmウォークを経験したことにより、装備の必要性、重要性を理解することができました。
そして、自分にあった装備を準備するということは、快適な歩行、痛みや疲労の抑制・軽減につなげ、完歩の可能性を高めてくれるので事前にしっかり準備をしておきましょう。
今では、
”どのようなシューズを履けば歩きやすいのか?”
”どのようなソックスを履けば、マメができにくいのか?” 等
装備についてあれこれ考え、試行錯誤しながら100kmウォークの準備をしています。
これも、1つの100kmウォークの楽しみなのかもしれません。
”100kmウォーク初心者の私が完歩するために準備したもの[装備編②]” では
- 雨具
- 吸汗速乾シャツ
- ウインドブレーカー
- リュックサック
- インソール
5つの装備の紹介をしています。 詳細はこちら↓
さいごまでお付き合いいただきありがとうございました。
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