みなさん、はじめまして!
すもっしーです。
さて、みなさん100kmウォークというイベントをご存知でしょうか?
100kmウォークとは、100kmの道のりを制限時間内(24H~30H位)に自分の足でひたすら歩いてゴールを目指すというイベントです。
この100kmの道のりの先には、今までに経験したことのないような
感動、充実感、達成感、激痛?といった人生を豊かにしてくれるものが数多く詰まっています。
また、100kmウォーク挑戦の過程にある1つ1つの準備
その準備に対する努力も100kmウォークの醍醐味の1つではないでしょうか。
この記事はそんな100kmウォークと私の出会い
そして100kmウォークへ挑戦するまでの記事であり
100kmウォークに興味関心のある方、初めて挑戦しようと考えている方、初めて挑戦する方に向けての内容となっています。
100kmウォーク初心者に役立つ基本情報はこちら ↓
目次
100kmウォークとの出会い!
100kmウォークと出会ったきっかけ、知ったきっかけって、みなさんどのようなものがありますか?
例えば
”友達、職場の同僚に誘われた”
”夫、妻に一緒に歩いてみないかと誘われた”
”出かけた先で募集ポスターを見た”
”たまたま開いたブログに100kmウォークの記事が載っていた”
”新聞を読んでいたら広告が載っていた”
”twitterでのフォローワーのツイートで知った” など
100kmウォークと出会ったきっかけ、知ったきっかけは、みなさん一人ひとり違うと思いますし、そこには大なり小なりの物語があったと思います。
そして、私にも物語がありました。
私と100kmウォークとの出会いは、「!?」から始まったのです。
何だこの人たちは!?
(7年前の5月:2016年)
夜の10時頃、仕事が終わり、車で家に向かっている途中、国道の側道をヘッドランプを点け、リュクを背負いゼッケンをつけ歩く人がいたんです。
一人、また一人とすれ違い、「何だ、この人たちは?、こんな夜遅くにヘッドランプを点け何一生懸命に歩いているんだろう?」
「この人たち何者なの?、何をしているの?」興味はピークとなり、ものすごく知りたいという思いにかられ家路を急ぎました。
家に帰ってググル!
家に着きすぐにパソコンを開きGoogleで思いつくワードで検索!
”○月○日夜間歩く”
”○月○日 国道17号線歩く”
“○月○日埼玉県夜間ウォーキング”
10分ほど検索を続けると、100kmウォークの情報サイトが現れ、サイトを確認していると
「これだ!!」
判明!
ようやく、ヘッドランプを点けて歩く人たちが何をしていたのかが判明し、そわそわした気持ちが晴れていきました。
判明したこと
イベント名
”中山道浦和宿100km歩け歩け大会”
イベント内容
群馬県の赤城神社~埼玉県さいたま市の別所沼までの100kmを30時間以 内で歩くイベント
主催
株式会社 SPDセキュリA
※なお、この大会は2019年をもって定期開催は終了となりました。
(残念です・・)
そしてこの時、人生で初めて100kmウォークのことを知った日であり、100kmウォークとの出会いの日でもありました。
100kmウォーク初めてのチャレンジへ!!
決意!
100kmウォークと出会ってから初めての年を迎えた日、「今年は何か新しいことをしたい!」と気持ちを高ぶらせ、頭の中で新しいチャレンジを探していると、「あれだ!ヘッドランプを点け、ひたすら歩く100kmウォークだ!」
初めて100kmウォークを知った日、出会った日の興奮がよみがえり、100kmウォークへの挑戦を決意しました。
出場大会を決よう!
チャレンジが決まったとなれば、続いて出場する大会を決めていかなければなりません。
私は埼玉在住なので、関東で開催される大会を探したところ以下の大会がありました。
- ぐるっと房総100kmウォーク(千葉県:4月)
- しおや100kmウォーク(栃木県:4月)
- ぐんま100kmウォーク(群馬県:5月)
- つくば100kmウォーク(茨城県:5月)
この中で、私が初めて100kmウォーク挑戦の舞台に選んだのは
ぐんま100kmウォークでした!
ぐんま100kmウォークを選んだ理由は2つです。
①初心者にとって優しい大会に感じた
- 制限時間が28時間以内と初心者にとっては完歩しやすい時間設定になっていた。
- コースの起伏はそれほどなく初心者にとっては歩きやすそうなコースであった。
②大会理念に共感
「自分の限界に挑戦」する大会
人生の中で自分の限界に挑戦できるシーンはそれほど多くないと思います。
ぐんま100kmウォークでは、体力的にも精神的にも「自分の限界に挑戦」する中で、自分自身の中にあるネガティブな思考の壁をぶち破り、新たな自分に出会える大会になるのではないかと感じました。
(ぐんま100kmウォーク大会 基本理念)
「感謝・感激・感動を忘れない」
「ゴールタイムを競わない」
「我武者羅に挑戦する」
これらの大会理念に触れ、私の気持ちは高ぶりました。
そして何よりも、ぐんま100kmウォーク大会実行委員会のみなさんの
”ぐんま100kmウォーク愛”
を感じられずにいられませんでした。
私の心は決まりました。
「大会実行委員のみなさんの熱い思いがこもった大会にぜひ参加をしてみたい!」
※詳しくは ぐんま100kmウォーク大会の趣旨 をご覧ください。
チャレンジに向けての準備
「3日後の100kmウォークに向けて、少し歩く練習でもしとくかな」
「明日は100kmウォークに挑戦だけど何を用意すればいいかなー」
正直、上記のような状況の方が100kmウォークを完歩することは大変難しいと思います。
20、30kmの距離であれば、練習をしていない、持ち物、装備が整っていない状態であっても歩ききることはできると思います。
しかし、初心者の方が100kmウォークに挑戦するということは、身体的にも、精神的にも自分自身の限界に挑戦するため、事前にある程度の準備をしておかなければ完歩の可能性は低くなってしまいます。
裏を返せば、しっかり準備をしてきた人達は、完歩できる可能性が高くなるということになります。
では、100kmウォークに挑戦し、完歩をするためにはいったいどのような準備が必要なのでしょうか?
準備① トレーニング
日頃、鍛えてない方が100kmを完歩するためには、2~3か月前から計画的にトレーニングを始める必要があります。
長距離を歩くための筋力を鍛えるため、体感トレーニングを行ったり、数キロのウォーキングを行ったり、長距離ウォーキングを行ったりします。
準備② 装備品と用意しておきたい持ち物
どのようなものを身に着け、どのような物を持っていくかでも完歩できる確率は変わってきます。
装備品
シューズ、ソックス
スポーツタイツ、帽子
シャツ、ヘッドライト、
ザック、ウィンドブレーカー
レインコート など
どんなに良質な装備品を用意したとしても、それが自分の体に合わなければ、違和感や負担となりストレスや痛みに変わってしまいます。
よって、身に着ける装備品は慎重に選ぶ必要があります。
装備品の詳細はこちらから ↓
用意しておきたい持ち物
タオル、交換用シャツ
交換用ソックス、行動食
飲料、 テーピング、
バンドエイド、小型ハサミ
サポーター、医薬品(痛みどめ等) など
「100km歩くためには色々なものを持って行ったほうがいいかな?」
「多めにシャツやソックスの替えを持っていこう。飲み物も多めにして。備えあれば憂いなしだ!」
こんな声も聞かれがちですが、確かに100kmウォークに挑戦するうえで持って行った方が良い持ち物はいっぱいあります。
しかし、持ち物が多いということは、それだけ重量が重くなり、肩、足、腰に負担がかかり、疲れや痛みの原因になってしまうこともあるので、本当に必要かどうか確認して持ち物を決めていきましょう。
持ち物の詳細はこちらから ↓
準備③ 参加する大会の概要、コースについての情報収集
大会の概要について
大会についての情報は、参加する大会のホームページや送付資料の中に多くあります。きちんと目を通して確認をしていきましょう。
特に大会規定やルールをしっかり理解しておかないと、迷惑行為や危険行為で注意を受けてしまったり、最悪の場合は失格になることもあります。
そして、何よりも他の参加者、地域の方、大会本部の方々に迷惑をかけてしまうこともあり、翌年以降の大会に影響を与えてしまう恐れもありますのでルールはしっかり守るようにしましょう。
大会コースについて
事前に100kmを歩く場所についての情報を知っておくと、トレーニングに反映できたり、装備品、持ち物について無駄のない準備ができます。
具体的にどのような情報を得る必要があるのか?
・コースマップ
どこをどのように歩けばよいのか?
・チェックポイント
チェックポイントは何ヶ所あるのか?
制限時間はどのくらいなのか?
エイドポイントにもなっているか?
・エイドポイント
エイドポイントは何ヶ所あるのか?
どのような物が提供されるのか?
・開催時期の日中夜間の平均気温
気温によって服装を考える必要がある。
特に夜間の気温には注意。
・コース状況について?
平坦な道は多いのか? 坂道は多いのか?
舗装はされているか? 信号はどのくらいあるのか?
いざ、100kmウォークへ!
2017年5月13日(土)9:00
私にとって、初めての100kmウォークの挑戦が始まりました。
おわりに
新しい出会いは、時に人生に大きな影響を与えたり、人生を豊かにしてくれます。
私にとって、100kmウォークとの出会いは、まさにそのような出会いでした。
そして、今では100kmウォークの魅力に引き寄せられ
「次はどの大会に出ようかな」
「どのような練習をしたらもう少し早く歩けるかな」
「自分にあったシューズはどれかな」
「痛みを軽減する方法はないかな」
といった100kmウォークに関係することを日々考えて充実した時間を過ごしています。
初めて100kmウォークへの挑戦を考えている人、興味を持った人へ
100kmウォークを経験していない人から時折、こんな声を聴くことがあります。
「大変そう」
「そんなに歩いて何の意味があるの」
「私だったら絶対歩けな~い」
「高い参加費払って歩くってなんなの?」
※私のかみさんからのコメント含む
といったネガティブな意見が一部ではありますが、反対に
「いい経験ができたね」
「100km歩くってすご~い!」
「私も挑戦してみたい」
といったポジティブな意見もあります。
そして、100kmウォークに挑戦した人たちからは
「ゴール出来て最高な気持ち」
「辛かったけど感動した」
「この達成感やばい!」
「仲間と一緒だったからがんばれた」
「みなさんに感謝です」
一方で
「この痛み、まさに生き地獄」
「もう100kmウォークはやりません!!」
といったコメントなどがあります。
しかし、ネガティブな発言をした人の多くは時間が経つと、「また挑戦してみたいな」といった気持ちになる方が多いのです(実は私もその一人です)
100kmウォークには、いったん離れてしまった気持ちを「また、挑戦したいな」と思わせてしまう「何か」があります。
もしよかったら、みなさんも100kmウォークに挑戦し
今までに経験したことのない
「何か」を、いっしょに感じてみませんか。
最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。
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